百日半狂乱

Shut the fuck up and write some code!!

builderscon tokyo 2018 にスタッフとして参加してきた。

去年のbuilderscon tokyo 2017当日スタッフとして参加して、そのClosingでカンファレンスのコンセプト*1に共感して、

youtu.be

それでも結構悩んで色々考えた結果、コアスタッフとして参加することにしたのが去年の11月くらい。

カンファレンスの準備から関わったのが今回が初めてだったけど、そこからなんだかんだ色々やらせてもらって、builderscon tokyo 2018は2018/09/08の本編2日目をもってひとまず終了した。

関わったスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

ここでは、忘れ去る前に、色々スタッフ業を通して体験したことや、極々個人的なことをつらつらと書き下しておこうと思う。

Play with k8s

個人的には活動を通してk8sについて学べそうという下心が参加動機の半分を占めていて、実際上半期はbuildersconのWebサイトの実装を通して色々勉強することができた*2。早い段階で牧さんがコアスタッフ向けにkubernetes / GKE crash courseをやってくれて、GKEにも入門することができた。

Eventbrite

今回、スタッフ業としては、主にEventbriteの設定、各種チケット管理とチケット関連ブログ記事を担当した。Eventbriteは本当によくできているチケット販売管理システムで、触れば触るほど気の利いた機能が出てくるような感じだった。いくつかの設定と、当日は受付でのオペレーションに大きな課題があったようなので、そこは次回に向けて要改善な部分だった。

Write e-mails in English

スタッフ業の一部タスクとして、海外ゲストスピーカーに送るメールやEventbriteの説明文を英語で書く機会が何回かあった。外向けのフォーマルなメールは書いたことがなかったので、毎回まずは自分で書いてみてからレビューしてもらったけど、これがひたすら難しかった。正しい英語書くことはもちろん、コンテキストに合わせた英語*3を書くのは今の自分には到底無理な芸当で、結局最後まで特段なにか成長を感じることもなかった。2019年の英語学習はSpeaking > Writing > Reading > Listeningの予定だったけど、Writing >>> Speaking > Reading > Listeningに予定変更するのに十分な体験だった。とりあえず、積読しているWritingに関する本を読み始めつつ、手が止まっていた英語ブログの構築を進めようと思う。

Opening Movie

今年はオープニングムービーを撮るということで、ナレーションの台本の下書きや撮影のお手伝いをしたりした。

medium.com

これ、ダミー撮影が始まるまではフルフェイスのヘルメットを被った完全にアノニマスなキャラクターが画面であたふたする予定だったけど、キャラの動きを確認するのに牧さんが台本読みながら演じるのはキツいってことで、代わりに自分がやっていたら、監督が表情があった方が良いと言い出して、結局本番でもそのまま"Bill Dar"さんを演じることなった。とにかく動きは大げさに!という監督からの指示があり、撮影前にチャップリンの動画見てみたりしてみたけど、演技はよくわからないのでとにかく恥ずかしがらないを心情に演った。

素人の演技はともかくナレーション(本人)と撮影・編集はプロの仕事なので、そこのクオリティを参加者の皆様に楽しんでいただけたのであれば、これ幸いです。関わった皆さん、ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!

Being a Robot to Build a bunch of Electronic Badges

今回のサポーター特典だった電子名札組み立て作業にも参加した。組み立てと言っても最後のねじ回しと配線だけで、他は全て一人マスプロダクションによって完全にお膳立てが済んでいて、気合いと情熱が半端じゃなかった。10時間くらいねじ回しと配線作業をやって翌日お腹下した。

Interesting Talks

カンファレンス当日は、スタッフをやりつついくつかのトークを聞くことができた。

初日はRuiさんのlldの話が面白かった。Turing Complete FMで出てきたlldの話をまとめて深く掘り下げたような内容で、作った物が物なので説得力が凄いのと、語り口がワクワクするような感じで、とにかく話が上手かった。

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2日目は、Kyleさんのjepsenの話を聞くことができた。今ちょうどDesigning Data-Intensive Applicationsの読書会を社内でしているのもあって、モロに本に出てくる内容の最新の実例をリサーチャー本人から聞いているような感じで、"あー、本で見た気がする"なレベルだけど既視感がそこかしこにあった。

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Talk to Guest Speakers

カンファレンス当日、スタッフをやっていると、運が良ければ控え室でゲストスピーカーと話す機会に恵まれる。去年は満足に話すことができなかったのと、懇親会で話し相手になれなかったのが心残りだったので、今年はそのリベンジも少し意識しつつ臨んだ。

Scottさんに、Chaos Engineeringによると日中エンジニアが働いている時間帯にChaos Engineeringを行なっているらしいか本当か?と聞いてみると、実際そうだとのこと。(自分のリスニングが間違いなければ)そもそも夜中のChaosは普段から"自然と"起こっているとも。付け加えて、自分たちでやるまでもなく"自然と"問題が起こるシステムには適用していないという説明をしてくれた*4

Kyleさんとは懇親会で自然言語の学習についてたくさん話ができた。どこか別の国に登壇等で訪れる際には、よく現地の言葉を勉強していくそうで、英語の発音も地方毎に色々あるというのを実際にやって見せてくれた。

Ruiさんのtcfmは、Patreonでサポートするくらいには好きなポッドキャストで、色々感想を伝えたかったけど、作業中に自分の自己紹介もそこそこに不躾に話しかけてしまって申し訳なさしかなかった。というかこの辺り日本語の方がよっぽどコミュ障発動していて、結構真面目に問題がある。

後は、Mattさんの日本に対する愛情を聞いたり、Amyさんの大阪旅行と台風の話を聞いたり、当日の英語要員として最初の挨拶とついでの雑談という感じで、スタッフとして出迎えるという意味では去年よりも随分とマシだったと思う。

Lack of Technical Skills/Knowledges/Whatever I Can Tell

Kyleさんと懇親会で雑多な話している最中、話題の切れ目で唐突に"大学で何を学んでいたのか"を聞かれた。"可能なら"技術的な話題に切り替えようとしてくれた瞬間だった。これが極個人的なこのカンファレンスでの一番のハイライトで、最悪だった。

ITエンジニアとしての積み重ねと経験したことの整理と言語化が試された瞬間だった。何か突き詰めたことあったり、仕事で経験したことや課題をその場ですぐ話せるくらいに言語化していれば、大学で学んだことに続いて、今何をしているかを言えたはずだった。懇親会で技術の話が(多少は)できたはずだった。去年の感想ブログにも書いたけど、英語力以上に技術力が足りない。2018年は、取り急ぎ日々問題だった英語が自分の中ですこーしだけ落ち着いてきたので、やっと技術的な積み重ねや経験の整理をちょっとだけ始められた年だったけど、習慣付けから始める必要があって、そんなに上手くいってない。

この技術的に死ぬほど出遅れている感は、普段から会社の同僚や他のスタッフの人と話していていつも感じていることだけど、去年と同じ空間で普段話さない人と話して似たような瞬間に改めて出くわして、しかもこうやって感想を書いていると、どうしてもここが個人的なハイライトになる。話しかけるからにはキャッチボールができないといけないけど、返す球が1つもないような、そんな感じ。英語だろうが日本語だろうが関係なく。

Closing

高々数秒の音声だったけど会場で一番驚いていたと思う。

Discover Something New as a Staff

今回は、コアスタッフとして当日までの準備の裏側を見た。規模が規模なので、カンファレンスの3, 4日のためにひたすら積み重ねていく物が想像以上に色々あって、まさに情熱のなせる業だった。当たり前だけど去年よりもたくさん書くことがあった。思ったよりも大変だったけど、その分色々な新しいことを経験できた。

参加者の皆様、スピーカーの皆様、そしてスタッフの皆様、お疲れ様でした!

*1:"This is your opportunity to jump out of your comfort zone."

*2:e.g. Taming Google Container Builder

*3:e.g. 畏まりすぎない程度にフォーマルかつ極力端的なメールの文面

*4:auto scalingするシステムに対してのみChaos Engineeringを適用して、DBのようなずっとrunning状態のインスタンスには(自分たちで何かするまでもなく、そのうち何かしらの問題が"自然と"起こるので)適用しない